京都東本願寺の門前町に数百年の歴史が息づく詰所として運営いたしております。歴史を刻む京都の町並みに溶け込む外観や風情ある階段、廊下、中庭など古さを感じますが、純和風で、ノスタルジックな趣に日本文化を感じとっていただける事と思います。これといったおもてなしはできませんが、京都駅に近くて、安心、安全、低料金でどなた様にも、お一人様でも気軽にご利用いただけます。郷土、砺波(富山県)を愛する方、京都で癒されたい方、ちょつと心がつかれた方…ぜひ一度訪ねてみてください。
東本願寺は江戸後期(1788)から幕末(1864)にかけて四度の焼失に遭いましたが、そのつど僧俗門徒の力の結集により再建されました。「となみ詰所」は東本願寺再建のため越中(現在の富山県)砺波(となみ)地方から上京してきた人足奉仕団の寄宿舎として始まり、明治の再建完了後は本山(東本願寺)にお参りする御門徒のための宿泊所として本山の念仏興隆と郷土の精神文化形成に多大な貢献をしてきました。
先人の願いを受け継いだ「となみ詰所」は現在では全国から京都へ来られる方々の出会い・語らい・安らぎの宿として、宿坊と民宿の良さを兼ね備えたお宿としてどなた様にもお気軽に利用いただいております。